優秀発表賞について

優秀発表賞は、日本食品微生物学会の発展と食品微生物学研究の活性化を諮るため、第35回日本食品微生物学会学術総会の一般講演を対象として、学術総会長が特に優秀と認める発表に授与する賞です。本賞の選考方法は以下のとおりです。

選考概要

  • 選考は一次審査、二次審査の2段階で行います。
  • 一次審査は講演要旨による書類選考です。
  • 二次審査は、一次審査で選ばれた演題を対象とし、発表内容を審査します。

審査基準

◆一次審査項目

独創性
 研究の発想や仮説、得られた結果の解釈が独創的であるか?

有用性
 得られた結果、技術等は社会に還元されうるか、高い有用性が期待できるか?

目的・問題提議の妥当性
 研究に至る問題点が適切に提示されているか?目的は明確で的を射ているか?

方法の妥当性
 採られた方法は研究目的に対し妥当であるか?方法に対する理解は十分か?

結果と考察
 結果がわかりやすく提示されているか?結果と考察に整合性が認められるか?

結論の妥当性
 設定された目的、問題提議に対し、結論は妥当なものか?

◆二次審査項目

発表
 発表がわかりやすくまとめられているか?
 発表スライドが聴衆の理解を助けるよう注意深く作成されているか?

質疑応答
 質問された内容に対して適切に回答しているか?
 研究内容・周辺領域に十分な知識を有し、結果を深く考察しているか?

選考結果の発表および優秀発表賞授賞式

 審査結果は学術総会2日目(19日)午後15時55分よりA会場(Uホール白鷺)で発表し、授賞式を開催します。一般講演の発表者は全員授賞式にご出席いただくようお願いします。

その他

 優秀発表賞受賞者は、発表内容を日本食品微生物学会誌へ投稿いただくことを前提として選出致します。授賞された方は是非学会誌への論文投稿をお願いします。