第36回日本食品微生物学会学術総会

お礼

第36回日本食品微生物学会学術総会を、平成27年11月12日(木) 13日(金)の両日、川崎市教育文化会館にて開催いたしました。
おかげさまで、103題とたいへん多くの一般演題の発表と討論が行われました。
特別講演2題、教育講演1題、2つのシンポジウムを行いましたが、その一部は国際食品微生物規格委員会(ICMSF)との合同企画でした。
多数のご参加を頂きまして、無事、盛会裏に終了することができました。
心よりお礼申し上げます。
優れた発表に対し「優秀発表賞」あるいは「優秀ポスター賞」として計5題を表彰させて頂きました。これら以外にも甲乙つけがたい素晴らしい発表がありましたことをご報告させて頂きます。
当日は、何かと不行き届きな点が多々あったものと存じますが、何卒、ご容赦頂けます様お願い申し上げます。 最後に、本学術総会開催にあたり、多大なご指導およびご尽力頂きま した諸先生、関係各位、並びに経済的ご支援を頂きました企業・団体各位に、心より厚くお礼申し上げます。

第36回日本食品微生物学会学術総会長
五十君 靜信


第36回日本食品微生物学会学術総会の開催にあたって

第36回日本食品微生物学会学術総会を、2015年11月12日(木)から13日(金)までの2日間、川崎市教育文化会館において開催いたします。
36回目を迎える本学術総会では、食品微生物分野のグローバル化が求められる中で、おりしも同時期に日本で開催される国際食品微生物規格委員会(International Commission on Microbiological Specifications for Foods: ICMSF)との連携をとりながら、開催する予定です。有害微生物の制御から有用微生物のトピックスなど、食品微生物に関連した幅広いプログラムを企画しております。
例年通り一般講演を募集いたします。今回は、一般演題は口頭発表とポスター発表を予定しております。会員の皆様の日々の研究により得られました貴重な知見、食品微生物に関する最新技術の情報発信、問題提起等、活発な研究成果のご発表をお願いします。企業展示、ランチョンセミナー等も予定しております。情報交換や発信の場としてご活用ください。是非多くの会員の皆様のご発表、食品微生物関係者の方々のご参加をお願い申し上げます。

第36回日本食品微生物学会学術総会長
五十君 靜信

日程
平成27年11月12日(木)~13日(金)
会場
川崎市教育文化会館
神奈川県川崎市川崎区富士見2丁目1番3号
TEL:044-233-6361(代)
プログラム
特別講演1
日時:11 月12 日(木) 14:10~15:00  A 会場(2階 大ホール)
講演者:渡邉 治雄(国立感染症研究所 前所長)
演題:食品媒介性感染症の最近の動向
司会:五十君 靜信(国立医薬品食品衛生研究所)

特別講演2
日時:11 月13 日(金)13:30~14:45  A 会場(2階 大ホール)
講演者:ロバート・エル・ブギャナン(米国メリーランド大学 教授)
演題:国際食品微生物規格委員会(ICMSF)の役割(仮)
司会:春日 文子(国立医薬品食品衛生研究所)
(英語での講演ですが,司会による逐次通訳を予定しております)

教育講演
日時:11 月12 日(木)15:00~15:50  A 会場(2階 大ホール)
講演者:服部 正平 (早稲田大学 理工学術院 教授)
演題:ヒト腸内細菌叢の生態と機能
司会:川本 伸一 (国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所)

シンポジウム1「食品の微生物制御の抱える課題と検査 」
日程:11 月12 日(木)16:00~18:00  A 会場(2階 大ホール)
司会:黒木 俊郎(神奈川県衛生研究所)、勢戸 祥介(大阪府立大学)
  • S-1-1
    行政検査から見えてくる現代の食中毒菌および真菌汚染事情
    久米田 裕子(大阪府立公衆衛生研究所)
  • S-1-2
    食品の微生物試験結果の信頼性とは
    森 曜子(公益財団法人日本適合性認定協会)
  • S-1-3
    食品からのウイルス検出法の現状と課題
    上間 匡(国立医薬品食品衛生研究所)
  • S-1-4
    食中毒としての食品媒介寄生虫症 現状と検査の課題
    杉山 広(国立感染症研究所)

シンポジウム2「食品の微生物制御における国際整合性と工程管理の重要性」
日程:11 月13 日(金)15:00~17:00  A 会場(2階 大ホール)
司会:木村 凡(東京海洋大学大学院)、窪田 邦宏(国立医薬品食品衛生研究所)
  • S-2-1
    食品の統合的リスク管理-ICMSF とHACCP
    マーチン・コール(ICMSF)
  • S-2-2
    わが国にHACCP をどのように導入していくか
    梅田 浩史(厚生労働省医薬食品局食品安全部)
  • S-2-3
    わが国におけるHACCP 認証の取り組み
    湯川 剛一郎(東京海洋大学 先端科学技術研究センター)
参加案内
事前参加登録と当日参加登録があります。会員の方はできるだけ事前参加登録をお願いします。非会員、学生の方は当日のみの参加登録となります。
日本食品微生物学会への入会は、日本食品微生物学会事務局にご連絡ください。
◆事前参加登録
  • 事前参加費(講演要旨集込み):正会員 6,000円
  • 登録方法:日本食品微生物学会雑誌に綴じ込みの振込用紙をご利用ください。
  • 事前登録期間(予定):2015年4月1日(水)~9月30日(水) 10月10日(土)
◆当日参加登録
  • 当日参加費(講演要旨集込み):
    正会員 7,000円
    非会員 8,000円
    学生 3,000円
    講演要旨集は一冊3,000円で販売予定です。
一般演題申込期間
2015年5月19日(火)~7月31日(金) 8月12日(水)まで延長します
講演要旨提出期間
2015年6月1日(月)~8月31日(月)
学術交流会
日程:2015年11月12日(木) 19:00~21:00(時間は予定)
場所:川崎日航ホテル
神奈川県川崎市川崎区日進町一番地
TEL:044-244-5941(代)
会費:7,000円(予定)
できる限り事前参加登録時にお申し込みください。当日も受け付けますが、定員になり次第締め切ります。
事前申込期間(予定):2015年4月1日(水)~9月30日(水) 10月10日(土)
お問い合わせ
〒158-8501 東京都世田谷区上用賀1-18-1
国立医薬品食品衛生研究所 食品衛生管理部
第36回日本食品微生物学会学術総会事務局
担当:野田 衛、上間 匡
E-mail:jsfm36@nihs.go.jp
Tel:03-3700-9104/Fax:03-3700-9527
お問い合せはできるだけE-mailあるいはFaxによりお願いします。
学術総会ホームページ:https://www.jsfm.jp/conf/2015/

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